有馬記念に全てを賭ける④
回想
初めての当たり馬券
菊花賞は強かった。
2着を5馬身千切っての圧勝。レコード勝ちだった。
2着を見極めきれず、惜しくも馬券はとれなかったが、それでも自分のことのようにうれしかった。
(やっとビワがGⅠで・・涙)
次走はファン投票で選ばれ、有馬記念へ。
夏を経ての大きな成長。菊花賞の強い勝ち方。負ける気など
〜〜〜(閑話休題)〜〜〜
ここで僕の人生初の当たり馬券について紹介をしたい。
舞台は第9回マイルチャンピオンシップ。
1着 ダイタクヘリオス
2着 シンコウラブリイ
3着 ナイスネイチャ(定位置)
なお、この頃の大きいレースでは高確率で、「鉄の女」ことイクノディクタスが見られた模様(9着)。
アニメやアプリだと、パリピで「パーマーしか勝たん (アンタも勝たん)」なヘリオスちゃんだが、ちゃんとGⅠを勝っている。マイルCSを2年連続で。僕の初当たり馬券の前年にもマイルCS覇者だったわけだ。
ずっ友がおらずとも、1600mではちゃんと強かった。
2着のシンコウラブリイも、ウマ娘入りこそ逃しているものの、この時点で4歳(現3歳)、牝馬ながらたいへん強いマイラーだった。
その証拠に翌年の安田記念で3着。そのままの勢いでマイルCSを優勝で飾っている。
生涯成績15戦10勝 2着2回 3着2回と安定感たっぷりだった。
このシンコウラブリイにはその後もいくつかのレースでお世話になり、大好きな馬の1頭となった。
シンコウラブリイを抑えて1着を取ったヘリオスちゃんはやはり「強い」と言えるのではないでしょうか。
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初当たり馬券から1年以上経ち
話は戻って、いよいよ有馬記念である。
僕は中山競馬場、観客席のだいぶ右側、もうゴール前ではなく第4コーナー前と言える位置、の最前列に陣取って観戦していた。
その時もビワの1着を信じて疑うことなどなかった。
>>有馬記念に全てを賭ける⑤